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日本最古の温泉は,紀伊半島熊野三山の奥地で約1800年前に開湯された湯の峰温泉(和歌山県)であるといわれています。
6000年前の縄文時代から今日に至るまで日本人は温泉に親しみ、温泉と関わることで、日本固有の「温泉文化」が育まれてきました。
 このたび、こうした「温泉文化」を継承し「源泉かけ流し」にこだわりを持つ、日本全国の温泉地域及び有志の会が結集し、古くから続く、温泉療法、予防医学、アンチエイジング(若返り)など、広義の「湯治文化」が、さまざまな効果を日本人にもたらしてきた良質の温泉を、国内はもとより広く世界へ普及することを目的とし、「日本源泉かけ流し温泉協会」を発足しました。
 温泉地に於ける「歴史・風土・生活・伝統・祭事」などの文化的な価値や、温泉地の「建築・接客・食・湯質」などを見直し、「日本温泉文化遺産」として登録し、22世紀へ継承することにも取り組んでまいります。
 当協会は、「源泉かけ流し温泉」であることを宣言した全国9地域、122軒の温泉旅館・入浴施設でのスタートですが、湯量が豊富なこと、循環ろ過をしないことなど、温泉の生命線である「鮮度の高い高品質」の温泉を提供することを約束する、日本で初めての協会です。(平成31年4月現在 温泉地域11ヶ所宿泊施設101軒、共同浴場12軒、個人会員宿26軒となっています。)

 今後、協会へ加盟する地域、施設数を増やし、日本文化としての温泉と宿泊施設を含む地域が持つ価値を国内外に広く紹介し、その理解者・後援者を育てることを事業の基本として取り組んでまいります。

事務局

長野県野沢温泉村
kaniya@sankosou.com